建設業者の皆様、自社や従業員の建設キャリアアップシステム（CCUS）への登録でお困りではありませんか？

建設キャリアアップシステムとは、建設現場で働くさまざまな業種の技能者が保有している資格や職務経験などをICカード（４種類）に登録し、建設業界全体で情報を蓄積していく仕組みで、技能の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげるシステムです。国土交通省が主導し建設業界が官民一体となって進めており、2019年４月よりから本格的に運用が始まりました。

建設キャリアアップシステムの大きな目的は、技能者の経験や能力が適正に評価され、技能者がその公正な評価に応じた処遇を受けられる環境を作ることです。このシステムを運用することで、それぞれの技能者の経験や能力に応じて給料を引き上げ、建設業の担い手を継続的に確保することが期待され外国人技能実習生、特定技能者の受け入れの条件にもなっています。

建設キャリアアップシステムに登録するメリットは、

①現場管理を効率化することができ、技能者のスキルやキャリアの見える化

することができる。

②経営事項審査で加点されます。

・レベル3，レベル4の技能者がいることによる加点「技術力Z」で加点されることがある。

・技能者をレベルアップさせたことによる加点「その他の審査項目（社会性等）W」で加点されることがある。

国土交通省は、2023年（令和5年）以降の民間工事を含めた全ての工事現場での建設キャリアアップシステムの利用を原則とすることを目標としています。

近い将来、建設業界では、建設キャリアアップシステムが実質的に必須となることが容易に予想できますので、早急に登録されることをお勧めします。

建設キャリアアップシステムの登録にかかる費用は？

登録には４種類の費用がかかります。

①事業者登録（５年更新）

資本金500 万円未満　　　　　登録料　　  6,000 円

　　　500 万円以上  　　　　登録料　　 12,000 円

※資本金1000万以上は　　24,000円～

②技術者登録料（１０年更新）　　　１人　４,９００円

③ID管理費（毎年）　　　　　　　　年間１１，４００円

④現場利用料（利用ごと）　　　　　１人１日１０円（１現場あたり）

　※元請が負担、下請けの場合は無料です。

具体例でいくらかかるのか？

従業員５人、資本金５００万で、下請けの場合、おおむね下記の金額になります。

登録料：３６，５００円（初回のみ）

維持費：１１，４００円（１年間）

当事務所への代行申請手数料手数料（税別です）

・事業者登録手数料　２０，０００円（１事業者毎）
・技術者登録手数料　

＜詳細型＞１０，０００円（１人～５人まで）

　　　　　　８，５００円（６人～　）

・一人親方登録手数料　２５，０００円

　（事業者登録 ＋技能者登録）

・情報追加・更新登録手数料　１件につき　３０００円～

　　　　　　　　　　　　　　年間契約　１ID　１５，０００円

手数料は、申請方法、申請人数、必要書類の準備状況等により増減しますので、詳細は別途お見積りさせていただきます。

1. 事前ヒヤリング
   • 建設業許可の有無、技能者人数、スケジュールについて
   • 登録担当者様の氏名、メールアドレス等について
2. お見積り、スケジュール提示
   • 見積額の提示
   • スケジュール案の提示
3. 必要書類の提示、準備
   • 必要書類一覧の提示　
   • 入力項目一覧の提示
4. 事業者登録
   • システム登録
   • 登録料支払い依頼
   • 登録が完了後、事業者IDと管理者IDの通知行われる。
5. 技能者登録
   • システム登録
   • 登録料支払い依頼
6. 　登録完了
   • 登録完了後、建設キャリアアップシステムカードが送付されます。

建設業でお仕事をされている方は、建設キャリアアップシステム(CCUS)への登録を元請け業者から求められているかと思います。
登録が面倒だったり、本業に費やしたい時間を取られるのが困る方。

是非当事務所をご利用下さい。当事務所は、「CCUS登録行政書士」として、建設キャリアアップシステム(CCUS)のwebページの名簿に掲載されております。↓